こんにちは。神谷今日子です。
あなたは周りに、嫌いな人はいますか?
嘘をつく人に対して、嫌な気持ちを抱くことはありますか?
口うるさい人に対して、腹が立つことはありませんか?
反対意見を言われて、怒りたくなることはありませんか?
ひどい言葉を浴びせられて、苦しくなることはありませんか?
また、嫌な出来事がいつまでも頭から離れないことはありませんか?
起こってしまった出来事にくよくよすることはありませんか?
こういった時に、心掛けたいことがあります。
今日はそれを紹介します。
あなたは、「逆縁の菩薩(ぼさつ)」という言葉を聞いたことはありますか?
仏教の用語なのですが、簡単に意味を説明します。
嫌な思いや苦しい思いをさせてきた人(逆縁)も、恩人(菩薩)になるという意味です。
一つ、例を挙げます。
車をぶつけられた時に、ぶつけた人に対して、ありがとうございます!と頭を下げて感謝した人の話を聞いたことがあります。
念のためもう一度言いますが、ぶつけられた人が、ぶつけた人にお礼を言ったのです!!!
車をぶつけられるなんて、普通嫌ですよね。
でも、その人にお礼を言った。
するとその後、ぶつけた人から仕事のお客さんの紹介がたくさん入ったそうです。
ぶつけられた時に、腹を立てて争っていたら、お客さんを紹介されることはなかったですよね。
逆縁の菩薩とは、こういうことです。
生きていると嫌なことはたくさんあります。
でも、それらは、今まで気付かなかった、自分の中にあるネガティブなものを出す良い機会なのです。
嫌な出来事や嫌な人に出会ったら、感謝する。
そうすることで、ネガティブなものが自分の中から出て行きます。
そして、さらに幸せになることができます。
周りの人や起こった出来事は変わりません。
ですが、自分自身は変われます。
まずは、嫌な出来事や嫌な人に、ありがとうと心の中で思ってみることを始めてみましょう✨
私も、嫌な気持ちになったら、すぐに感謝するように心を切り替えています。
ただ、感謝が足りないんだ…と言って、辛い出来事にわざわざ飛び込む必要はありません。
矛盾するようですが、苦しい時は、とっとと逃げましょう!
最後までお読み下さり、ありがとうございました。