こんばんは、神谷今日子です。
あなたは、人を傷つけてはいけないと思いますか?
あなたは、人を傷つけるのではないか…と心配になり、コミュニケーションが怖くなってはいませんか?
一般的には、人を傷つけることって良くないとされてますよね。
私もそう思います。
でも、人を傷つけてはいけないという気持ちが強すぎると、自分らしく生きるのが難しくなります。
今日は、私の体験も踏まえて、「人を傷つけてはいけない」という価値観について考えていきたいと思います。
目次
私が持っていた「人を傷つけてはいけない」という価値観
私は、10代~20代前半まで、「人を傷つけてはいけない」という価値観を強く持っていました。
小学校の頃にひどく傷ついた経験や、中学生の頃に人を傷つけてしまった経験から、そのような価値観を持つようになりました。
確かに、人を傷つけるのは良くないです。
心も痛くなるし、相手にも申し訳ないですよね。
でも、人を傷つけてはいけないという価値観が強くなるほど、どんどんコミュニケーションが怖くなりました。
これを言ったら、相手は不快になるんじゃないか…
これを言ったら、相手はどう思うかな…
相手基準でしかコミュニケーションが取れなくなり、どんどん自分がわからなくなっていきました。
何を言ったら傷つくか、全てはわからない
でも、よく考えれば、何を言ったら相手が傷つくかなんて、全てはわからないものです。
1つ例を挙げます。
私は以前、本当にそう思ったので、見た目がお若いですね~!と相手を褒めたことがあります。
しかし、相手は、それってしっかりしているように見えないってこと!?💢と怒ってしまいました。
私の価値観は、「見た目が若い=生き生きとしていて素敵」だったのですが、
相手の価値観は、「見た目が若い=ちゃんとしていないように見える」だったのです。
このように、人それぞれ価値観が異なるため、何を言ったら相手が傷つくかはわからないものなのです。
人を傷つけるのは良くない、でも傷つけてしまうこともある
先ほどの例からわかるように、人の価値観はそれぞれ異なるのです。
だから、人を傷つけるのは良くないけど、傷つけてしまうこともあります。
じゃあ、どうすればいいの?と思う方もいらっしゃるかもしれません。
こういった時、大切なのは、自分軸という考え方です。
自分軸とは、あなたの中にある「こうありたい」という信念のこと。
つまり、あなたはあなたの思う思いやりを持って、相手と接すれば良いのです。
傷つけようと思わなくても、価値観の違いで傷つけてしまうこともある。
だからこそ、相手基準ではなく、自分の基準で思いやりを持って接していきましょう。
そうしていれば、たとえ傷つけてしまったとしても、相手にはあなたの誠意が伝わるはずです。
また、あなた自身も、コミュニケーションを楽しめるようになります。
人を傷つけてはいけない以外にも…
人を傷つけてはいけない以外にも、こういった価値観はたくさんあります。
・相手を思いやらなくてはいけない
・失礼なことを言ってはいけない
・相手を不快にさせてはいけない
・気が利かないのはいけない
…
確かに、相手を思いやれた方が良いですし、失礼なことは言わない方が良いですし、不快にさせない方が良いですし、気が利いた方が良いかもしれません。
でも、その価値観って人によって異なるんですよね。
昔、千原ジュニアさんがテレビで、
「先輩と呑みに行った時、僕は気を遣って、ビールが来たらまず自分に取るんです。」
と言っていました。
「先輩に先にビール渡すのが気遣いだろ!と言われるんだけど、乾杯を待っている間に、先輩のビールの泡が小さくなってしまうのが申し訳なくて…
先輩には出来立てのおいしいビールを飲んで欲しいから。」
という理由らしいです。
このように、人それぞれ価値観が異なるため、同じ行動であっても、それを人がどう捉えるかは異なるものなのです。
人によって気遣いの形は変わるもの。
だから、あなたはあなたの基準で、判断していけばいいのです。
もしかすると、価値観が異なり、相手が不快になることもあるかもしれません。
でも、全ての人が不快にならない行動は存在しません。
あなたは、あなたの思う思いやりを持って、生きていけば大丈夫なのです。
終わりに
今日は、人を傷つけてはいけないという価値観についてお話しました。
私自身、傷つけたくない…という思いでずっと苦しかったので、そういった方の参考になれば幸いです。
自分らしく生きることが、自分も周りの人も幸せにする近道です。
ぜひ、あなたらしいコミュニケーションをしていってくださいね♪
では、最後までお読みくださり、ありがとうございました。