こんばんは、神谷今日子です。
あなたは、物事に白黒をつけますか?
あなたは、こうに違いない…こうあるべき…という決めつけや思い込みに縛られてはいませんか?
何かを100%絶対に正しいと思ってはいませんか?
白黒つける生き方をしていると、生きる上で、苦しいことが増えるように思います。
そこで今日は、そんな風に白黒をつけるのではなく、白黒つけない生き方について紹介したいと思います。
私が最初に、白黒つけない生き方を意識したのは、20歳の頃でした。
その頃は、弁当の営業と宅配の仕事をしていました。
当時は、人と接する中で、白黒決めつけていたことが多かったのように思います。
・相手は今、不快に思ったに違いない…
・ミスしてはいけないのに…私のミスのせいで、上司に嫌われてしまったかも…
営業のために、チラシをポストに入れる作業も、とても苦しかったのです。
・この人たちは、私がチラシを入れたことを嫌に思うに違いない…
・嫌われたら仕事をするのが怖くなってしまう…
このように考えていました。
これでは、かなり仕事をする上で、不自由ですよね。
それに、周りが全員、敵に見えていました。
しかし、その後、森田療法という療法を勉強していた時に「白黒つけない」という言葉を知り、とても印象に残りました。
そこからは、白黒つけていた自分を少しずつ変えていきました。
・相手の心なんてわからないのだから、決めつけなくてもいいのでは?
・同じミスをしたとしても、嫌うか嫌わないかは、相手次第。それに、誰だってミスをしてしまうこともあるから、絶対にミスはいけないことではない。
・チラシを入れたからといって、相手が嫌うとは限らない。
・本当は嫌われたくないけど、嫌われてしまうこともある。それに、嫌われることは悪いことではない。
こう考えられるようになってから、私の場合、少しずつ辛さが緩和されていきました。
また、物事を考える上で、こっちが100%正しい!とつい考えがちですよね。
でも、それは、その人にとっての正しさであり、人によって正しさは変わっていくものなのです。
遅刻は絶対にいけない!と思っている人もいれば、遅刻はしょうがないんじゃない?という人もいます。
どちらが間違っていて、どちらが正しいとは、100%言い切れませんよね。
また、自己啓発本などで、○○するのが良いと読むと、それをしないことが絶対に悪いと考えてしまうこともあります。
でも、本に書いてあることすべてを、100%実行できる人なんていませんよね。
それに、その本に書かれていることは、その本の作者が思う正しさなのです。
あなたには、あなたの生き方があります。
つまり、こういったことです。
この世に100%正解なことはなく、
「相手はこう思っているに違いない」と決めつけなくてもいい。
「自分はこうでなければいけない」と思い込まなくてもいい。
何かを絶対に良い・悪いと区別しなくてもいい。
こういった生き方が、白黒つけない生き方なのです。
色にも、白と黒の間が無限にあるように、この世にはたくさんの考え方が存在します。
そのどれもが、カラフルで、輝いているのです。
毎日が戦いのようで、苦しい!というあなた。
白黒つけない生き方を、選択してみてはいかがでしょうか?
きっと、視野が広くなり、より明るい生き方ができるようになりますよ。
では、今日はこの辺で✋