こんにちは。神谷今日子です。
他人の言動が気になる時ってありますよね。
私は、
・高圧的な人
・価値観を押し付けてくる人
・人の悪口を言う人
を見る度に、ずっとその言動が頭から離れないことがよくありました。
こんな時は、とても辛い気持ちになりますよね。
そこで今日は、他人の言動が気になる時の考え方を紹介したいと思います。
他人の言動が気になって辛い!という方は、参考にしてみてください。
目次
こうあるべきという価値観
「こうあるべき」という価値観を持っている場合、他人の言動が気になってしまうことが多いです。
自分の中の「こうあるべき」を破っている人を見ると、その人のことがずっと気になり、許せなくなってしまうのです。
許せないとどうなるかというと、その人のことをずっと監視してしまうし、自分のことも許せなくなってしまうのです。
私の場合、自分が傷ついた過去の経験から、悪口を言う人は許せない!と思っていました。
悪口を言っている人を見る度に、なんであんなこと言うんだ!と憤りを覚え、嫌な気持ちになっていました。
しかし、ふと、自分は人生で1度も悪口を言ったことがないかな?と考えたら、そうではなかったのです。
すると、今度は、その怒りが自分に向き、自分のことも許せなくなってしまいました。
このように、「こうあるべき」があると、何よりも自分が不自由になり、苦しくなってしまいます。
「こうある方がいいけど、できない時もあるよね。」
こんな風に、「こうあるべき」という価値観を手放せると、言動を気にすることも減っていきます。
相手は何を思っているのか?
言動だけでなく、相手がどんな風に思っているのだろう?と考えてみることも大切です。
高圧的に怒り出す人は、本当は自分に自信がなくて、何か言われるのが怖いのかもしれません。
人の悪口を言う人は、自分が言われないようにするために、守っているのかもしれません。
嘘をつく人は、本当のことを言ったら大変なことになる!という危機感から、そうしてしまったのかもしれません。
遅刻をする人は、悪気があってしているわけではないのかもしれません。
相手も、「こうあるべき」に縛られているのかも…
相手は、仕方なくそうなってしまったのかも…
そう思ったら、相手に対して、慈悲の心が芽生えてきませんか?
自分の本音を言ってみる
あなたが、相手の言動によって、悲しんだり辛い思いをしたりすることもあるかもしれません。
そんな時は、自分の本音を言ってみましょう。
本音を言ったら、余計にひどいことをされるよ!と思う方もいるかもしれません。
こういった時に、便利な方法があります。
それは、「アイメッセージ」というものです。
アイは、英語の「I」のことです。
「あなたのそういうところが嫌い!」
「一般的にこうでしょ!」
と、相手の言動を否定したり、一般論で否定したりすると、相手も反発してしまいます。
「私はこう感じてこう思った」
と自分はこうだったと言うと、より本音がうまく伝えられます。
それによって、相手は変わるかもしれないし、変わらないかもしれません。
でも、それでもいいんです。
あなたが言えたというだけで、心がスッキリし、後々気にすることが確実に減ります。
人間関係は選べる
学校では、全ての人と仲良くしましょうと教わりますよね。
でも、実際そうするのは難しいように思います。
日常的にひどいことをしてくるような人とも、仲良くしなさいと言われても、無理がありますもんね。
何より、大事なあなたが疲弊してしまいます。
あなたが居心地が良いと思う人と、
あなたが居心地がいいと思う距離感で、
付き合えばいい。
全ての人と仲良くする必要はありませんし、
必ず親密にならなくてはいけないわけでもありません。
自分のやりたいことを優先してもいいですし、
注意されても、それを受け入れるかどうかはあなたの自由です。
この話については、「ネガティブ思考を切り替える方法!心理学の観念と概念とは?」という記事を読むと、さらに理解が深まると思います。
「人間関係は選べる」
こう思えると、相手の言動を気にしすぎなくなるかもしれません。
まとめ
まとめると、
他人の言動が気になる時は、
・自分のこうあるべきという価値観を手放してみる
・相手の心理を考えてみる
・自分の本音を「アイメッセージ」で言ってみる
・人間関係は自分で選べることを知る
このようなことを心掛けてみると良いですよ。
あなたの参考になれば幸いです。
では、最後までお読みくださりありがとうございました。